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コラム

Column

2022/5/11

[MilK JAPON WEB×Corelle]私のコレール#02 スタイリスト荻野玲子さんインタビュー「まわりの色や光に合わせて表情が変わる器」

1970年にアメリカで誕生したガラス製食器〈コレール〉。
世界中の家庭で愛されているこの器を、「MilK JAPON WEB」とクリエーターが新しく解釈しシーンを提案する「私のコレール」。
第2回は、ファッションから雑貨まで幅広くスタイリングを手がける、スタイリストの荻野玲子さん。
〈コレール〉の印象やスタイリングのポイントを伺いました。

荻野玲子
スタイリスト。岡尾美代子氏に師事し2013年に独立。以来、ファッション・雑貨・インテリアと幅広いジャンルで活動中。
 
MilK JAPON WEB/MilK MAGAZINE JAPON
フランス・パリ生まれの雑誌「MilK MAGAZINE」の日本版として2006年に創刊した『MilK MAGAZINE JAPON』とWEB版の『MilK JAPON WEB』は、ファッション、インテリア、食、アート&カルチャーなど、家族の時間を美しく豊かにするライフスタイル情報を発信中。
https://milkjapon.com/

──荻野さんは〈コレール〉を今回初めて手に取っていただいたそうですね。

はい、今回プレスルームで拝見して、いろいろな柄と形があるので驚きました。もしかしたら実家にあったような気もして、ちょっと懐かしい気持ちにもなりました。
 
──実際に触れていただいて、どんな印象をお持ちになりましたか?

第一印象は、とにかく薄くて軽い! ということ。でも、取り扱いに気を付けなくてはいけないような、不安になるような繊細さではなくて、手に取ったときにとても安心感がありました。華奢なのに、日常でガシガシ使える感じ。そのギャップがとても印象的でした。
 
──持っていただくとこの軽さに本当にびっくりされる方が多いんです。でもおっしゃるように日常使いできる強さも兼ね備えています。

食洗機やレンジも使えるんですよね、この薄さで。薄い器って素敵なんですけど、やはり割れやすいので扱いが難しい。薄さがかわいくてかつ重ねることもできる、そういうお皿って実はあんまりないんです。それで「重ねる」ということも、もうひとつのテーマとしました。
 

 
──今回つくっていただいたのは朝食のシーンということでしたが、インスピレーションはどんなふうに得たのですか?

プレスルームでいろいろな柄を拝見した中で、この黄色い花の柄が春らしくて朝の光の中に置いたら映えそうだと思ったんです。また、この白のなめらかな質感に黄色い花が似合っているなと感じて。
 
──食べ物やクロス、生花などの合わせるものもすべて黄色でしたね。

〈コレール〉の器の白さは、まわりの色を取り込みやすい白だと思いました。まわりの色や光に合わせて表情が変わる。今回の場合だと、器に描かれたお花の色である黄色で朝食のイメージをつくると朝の光にも合いそうだな、と考えました。
 
──他のシリーズを使ったら、どんな色と合わせてみたいですか?

例えば紫の花が描かれた「バイオレットミスト」をネイビーや濃いグレーのクロスとシルバーのカトラリーなんかと合わせれば、ディナーシーンのようなちょっと重めの食事の雰囲気をつくれるかな、と思います。そんなふうに器の色柄に合わせてテーブルのテーマカラーを変えたりしても楽しめそうですね。
 

Photograph: Shinsaku Kato
Text: Sachiko Kawase

MilK JAPON WEB「私のコレール」はこちら

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